Wacom IV and V 用タブレットドライバ 使用するにはPen for OS/2に含まれるemi.sysが必要です。 1.インストール (1) Pen for OS/2に含まれるemi.sysを取り出します。 (2) emi.sysとpendd.sysをインストール先のディレクトリにコピーします。 (3) config.sysに以下の2行を追加します。 DEVICE=drive:\path\PENDD.SYS DEVICE=drive:\path\EMI.SYS この2行はMOUSE.SYSの前に記述して下さい。 記述例) DEVICE=D:\TABLET\PENDD.SYS DEVICE=D:\TABLET\EMI.SYS DEVICE=D:\OS2\BOOT\MOUSE.SYS (4) リブートします。 (5) W1.exe及びW2.exeのプログラムオブジェクトを作成します。 (6) タブレットを接続します。 (7) 作成したプログラムオブジェクトを起動します。 (8) COMポート、接続スピードを設定しEnableボタンを押します。 ステータスが赤から緑に変わればタブレットが使用できます。 プログラムオブジェクトのパラメータに/C /Eを指定して始動フォルダに シャドーを入れておけばOS/2起動時に自動的にタブレットが使用できる ようになります。 2.オプション W1.exeには以下のオプションがあります。 (1) GeneralページのThresholdで筆圧を変更できます。 変更を反映するには一端Disableにする必要があります。 (2) CursorページのAbsoluteチェックボックスでマウス使用時に絶対座標 を使用するか相対座標を使用するかを選べます。 これはタブレットがEnable時に変更すると即座に反映されます。 (3) CursorページはIntuosの4D Mouseのみ有効です。 (4) FunctionページはIntuosのmodel i-600のみ有効です。 他のmodelはFunction boxの座標が不明なためサポートしていません。 3.起動パレメータ (1)W1.exeによる起動 W1 [/C] [/E] [/P:{1..9}] [/S:{9600|19200|38400}] []内は省略可能です。 {}内の何れか一つを指定する必要があります。 /C 最小化して起動します。 /E 起動時にタブレットに接続します。 /P: 接続するCOMポート番号を指定します。 省略時は前回終了時に指定されていた値を使用します。 /S: 接続スピードを指定します。 省略時は前回終了時に指定されていた値を使用します。 (2)W2.exeによる起動 W2 [/E] [/P:{1..9}] [/S:{9600|19200|38400}] [/A] [/T:{0..100}] [/I:{0..100}] []内は省略可能です。 {}内の何れか一つを指定する必要があります。 /E 起動時にタブレットに接続します。 /P: 接続するCOMポート番号を指定します。 /S: 接続スピードを指定します。 /A: 常に最前面に表示します。 /T: ペン先の閾値を設定します。(デフォルト3) /I: 表示位置(左端からのx座標をパーセントで指定します。デフォルト13) 4.注意事項 (1) PENやCURSORをタブレットの上に置いてしばらく放置しておくと、再度 PENやCURSORを動かした場合にマウスカーソルが動かない場合があります。 この場合はPENやCURSORを上に持ち上げてみて下さい。 5.その他 (1) 当方で動作確認しているタブレットは以下の2機種です。 GD-0608-R00,V1.2-7 KT-0405-R00 V1.3-3 Wacom IV 及び V のプロトコルを使用しているタブレットでは当ドライバ は使用できると思いますが、これ以外の機種で動作したと言う方は型番と タブレットのサイズのメールを下さい。 型番及びサイズはGeneralページに表示されます。 =================================================================== masami@1drop.net